毎日新聞
大学の国際競争力を示す「世界大学ランキング」。その順位を、サウジアラビアの大学が不適切に操作している疑いが浮上した。海外の著名な研究者に金銭を払って所属先を変えさせ、自国の研究人材としてカウントしているというのだ。著名研究者のリストには日本人の名も。その一人が、隠された契約条件の存在などの内幕を取材に明かした。
◇目次
・報告書が指摘「不適切な方法」
・隠された契約条件の存在
・打診断った博士は「汚職だ」
・「ゲームが始まった」
世界大学ランキングは複数存在する。有名なのは、英国の評価機関による「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(THE)や「クアクアレリ・シモンズ」(QS)、中国・上海交通大による「上海ランキング」などだ。
これらは、各大学の教育や研究の質▽所属研究者の論文が引用された回数▽留学生比率などの国際性――などを分析し、順位をつけている。ランキングは大学の競争力の指標となるだけでなく、国の科学技術政策の数値目標に採用される場合もある。2013年、当時の晋三政権は「今後10年で世界大学ランキングのトップ100に日本の10校を入れる」と成長戦略を掲げた。最新のTHEランキングには、日本から東京大(29位)と京都大(55位)が入っている。
報告書が指摘「不適切な方法」
続きは↓
https://mainichi.jp/articles/20240608/k00/00m/040/031000c
引用元: ・世界大学ランキングを不適切操作? 日本人研究者が明かした裏契約 [ぐれ★]
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